スマイルゼミ・進研ゼミ、不登校の子に合うのはどっち?選び方のポイントを解説

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Last Updated on 2026年2月25日 by 教育コンシェルジュ

不登校の子どもに通信教育が向いている理由

学校に行けない時期、「勉強はどうしよう」と悩むお母さんはとても多いです。そんなとき、自宅でマイペースに学べる通信教育はとても頼りになる存在です。

なかでもスマイルゼミ進研ゼミは、国内でトップクラスの受講者数を誇る通信教育教材。今回はこの2つを、不登校のお子さんを持つお母さんの視点で徹底的に比較していきます。

自分のペースで学べる安心感がある

不登校の子どもにとって、「みんなと同じスピードでやらなきゃいけない」というプレッシャーは大きなストレスになることがあります。通信教育なら自分のペースで、好きな時間に学習できるため、心理的な負担が少なくなります。

たとえばスマイルゼミは1回あたりの学習時間が約15〜20分に設計されており、集中力が続きやすい構成になっています。進研ゼミも「チャレンジタッチ」や紙の教材など複数の形式から選べるため、その日の体調や気分に合わせて取り組みやすいのが特徴です。

「今日は少しだけでもやれた」という小さな達成感の積み重ねが、子どもの自己肯定感を育てていきます。通信教育にはそういった心の回復を支える側面もあります。

学校の授業進度に合わせた学習ができる

不登校が続くと、学校の授業についていけなくなるのではないかと心配になりますよね。スマイルゼミも進研ゼミも、学年・学期・単元に沿ったカリキュラムが用意されているため、学校と並行して学習内容を補うことができます。

たとえば進研ゼミ小学講座では、「国語・算数・理科・社会・英語」の5教科に対応しており、学校の教科書に準拠した内容になっています。スマイルゼミも同様に主要教科をカバーしており、中学講座では内申点対策として定期テストの予想問題にも対応しています。

学校を休んでいても「学びの空白」を作らないでいられる安心感は、お母さんにとっても大きな支えになります。

親が教えなくてもよい仕組みが整っている

「勉強を教えたいけど、自分も不安」「教えようとすると子どもが嫌がる」というお母さんも少なくありません。通信教育は子どもが一人で取り組めるよう設計されているため、親が無理に勉強に介入しなくてもよいのが大きなメリットです。

スマイルゼミはタブレット1台で全教科の学習が完結し、わからない問題には解説が自動で表示されます。進研ゼミのチャレンジタッチも同様で、つまずきポイントを自動で検出して復習問題を出してくれる機能があります。

お母さんが「ちゃんと教えられているかな」と不安にならなくても、教材が子どもを導いてくれる安心感があります。


スマイルゼミと進研ゼミの基本情報を比較

まずは2つの教材の基本的な特徴を整理しておきましょう。どちらもよく知られた教材ですが、実は学習スタイルや対象年齢、費用の面で大きな違いがあります。

比較項目スマイルゼミ進研ゼミ
対象学年幼児〜中学3年生幼児〜高校3年生
学習形式タブレット専用タブレット or 紙教材(選択可)
月額料金(小学生)約3,278円〜約2,980円〜
タブレット端末専用タブレット(別途費用)専用タブレット(入会特典あり)
英語学習全学年で標準搭載別売りオプションあり
紙教材なしあり(チャレンジ)

上の表からもわかる通り、スマイルゼミはタブレット1台で完結する完全デジタル型、進研ゼミはタブレットと紙教材を自由に組み合わせられる柔軟型というのが大きな違いです。どちらが合うかは、お子さんの学習スタイルによって変わってきます。

スマイルゼミの特徴

スマイルゼミはジャストシステムが提供するタブレット型通信教育です。専用タブレットに全教科の教材が入っており、余計なアプリや広告が表示されない設計になっています。

最大の特徴は全科目がタブレット1台に集約されていること。教科書やドリルを広げる必要がないため、机の上がごちゃごちゃになりません。不登校で部屋にこもりがちなお子さんでも、タブレットさえあればすぐに学習を始められます。

また、学習後に保護者へ学習状況の通知メールが届く機能もあり、お母さんが子どもの様子を遠くから見守れる仕組みになっています。「口うるさく言わなくても状況がわかる」という点は、親子関係に余裕を生んでくれます。

進研ゼミの特徴

進研ゼミはベネッセコーポレーションが提供する通信教育で、創業から50年以上の歴史を持つ老舗教材です。受講者数は国内最大規模で、多くの子どもたちに利用されてきました。

進研ゼミ最大の特徴は学習スタイルを選べる自由度の高さです。タブレットを使う「チャレンジタッチ」と、紙の教材で学ぶ「チャレンジ」のどちらかを選べます。「画面を長時間見るのが苦手」「書く練習をしっかりしたい」というお子さんには紙教材の方が向いている場合もあります。

また、高校3年生まで対応しているため、長期的に同じサービスを使い続けられるのも安心感につながります。中学・高校の大学受験対策コースも充実しており、東大・京大・早慶レベルの志望校別対策も可能です。


学習スタイルで選ぶ:スマイルゼミと進研ゼミの違い

お子さんの学習への向き合い方や集中力のタイプによって、どちらの教材が合うかは変わってきます。ここでは学習スタイル別に、それぞれの向き不向きを考えてみましょう。

「ゲーム感覚で楽しく学びたい」子にはスマイルゼミ

スマイルゼミはタブレット上でのインタラクティブな操作が多く、問題に正解するとスターやコインがもらえるゲーム的な仕掛けがあります。学習後のご褒美として「ゲームタイム」を設定できる機能もあり、「勉強したらゲームができる」という動機づけがしやすい設計です。

不登校で学習意欲が下がっているお子さんにとって、こうした遊び感覚のアプローチは学習のハードルを下げる効果があります。「勉強しなさい」と言わなくても、自然と画面に向かってくれるというご家庭も多いようです。

ただし、ゲームに熱中しすぎて学習時間が短くなってしまう可能性もあります。保護者管理機能で1日の利用時間を設定できるので、上手に活用しましょう。

スマイルゼミのデメリットを徹底解説!入会前に知っておきたい注意点と対策

「書いて覚えたい」子には進研ゼミの紙教材

漢字や計算など、「手を動かして覚える」ことが得意なお子さんには、進研ゼミの紙教材(チャレンジ)の方が向いている場合があります。書くことで定着しやすい学習内容、特に漢字の書き取りや算数の筆算などは、タブレットよりも紙の方が効果的なこともあります。

また、スクリーンタイムを気にするお母さんにとっても、紙教材は安心感があります。「1日のタブレット時間をできるだけ減らしたい」という場合は、進研ゼミのチャレンジ(紙)を選ぶのも一つの選択肢です。

紙教材の場合は赤ペン先生への提出物もあり、添削してもらえる体験は子どもにとってモチベーションになりやすいです。「誰かに見てもらっている」という感覚が、孤独になりがちな不登校の時期に心の支えになることもあります。

「英語を強化したい」子にはスマイルゼミが有利

英語学習については、スマイルゼミの方が標準の充実度が高いです。小学1年生から全学年で英語が標準搭載されており、ネイティブ音声による発音練習や単語・文法の学習が追加費用なしで学べます。

進研ゼミでも英語は学べますが、小学講座では英語は別売りオプション(英語プレミアム)になっている場合があります。英語を重点的に学ばせたい場合は、スマイルゼミの方がコスパが良いといえます。

進研ゼミの英語教材で本当に力がつく?特徴と効果的な学習法を徹底解説

不登校で学校の授業を受けられない分、英語のリスニングや会話練習が遅れがちなお子さんには、スマイルゼミの音声対応英語学習は特に有効です。


費用・サポート体制を比較

通信教育を選ぶうえで、費用やサポート体制も大切な判断軸になります。長く続けるためにも、無理のない費用感であることが重要です。

月額費用と初期費用の違い

月額費用はどちらもほぼ同水準ですが、初期費用に差があります。スマイルゼミは専用タブレットの費用が別途かかります(キャンペーンによって異なりますが、約10,978円程度)。一方、進研ゼミのチャレンジタッチはキャンペーン期間中に実質無料や割引で提供されることが多く、初期費用を抑えやすいです。

また、どちらも年払いにすると月々の費用が安くなります。たとえばスマイルゼミ小学3年生の場合、月払いは約3,960円ですが、年払いにすると月換算で約3,278円になります。長期で使う予定があるなら年払いを検討してみましょう。

退会時の注意点として、スマイルゼミは退会後にタブレットをAndroid端末として使用できる「みまもるネット解約後の利用」が可能です。進研ゼミは退会後のタブレット利用に制限がある場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

サポート体制と相談窓口

不登校の時期は、子どもだけでなくお母さん自身も不安を感じることが多いものです。教材選びにおいても、サポート体制の手厚さは大切なポイントです。

進研ゼミには「赤ペン先生」という添削サービスがあり、提出した解答に対して先生が手書きでコメントをくれます。これは単なる学習サポートにとどまらず、子どもが「誰かとつながっている」と感じられる温かい仕組みです。不登校で人との関わりが減っているお子さんにとって、こういった交流は心理的にもプラスになることがあります。

スマイルゼミにはオンラインの保護者向けサポートがあり、学習状況の確認や操作に関する問い合わせができます。ただし、添削型の交流はないため、学習面のサポートに特化しています。

無料体験・お試しの活用方法

どちらの教材も無料体験や資料請求が可能です。まずは体験してみることで、お子さんの反応を見てから判断できます。

スマイルゼミは全国の体験会(ショッピングモールなど)で実機を試せる機会もあります。進研ゼミはWebから資料請求すると体験教材のサンプルが届くことがあります。

「どちらが合いそうか全然わからない」という場合は、まず両方の無料体験・資料請求をして比較するのがおすすめです。お子さん自身に「どっちが楽しそう?」と聞いてみることで、自分で選ぶ経験が自信にもつながります。


不登校の段階別おすすめの選び方

不登校には段階があります。「まったく動けない時期」「少しずつ回復してきた時期」「学習を再開しようとしている時期」では、教材への向き合い方も変わってきます。

動けない時期:まずは「見るだけ」でも大丈夫

学校に行けなくなったばかりの時期は、勉強どころではないことも多いです。この時期に無理に学習を強いると、さらに追い詰めてしまうこともあります。

このフェーズでは、教材を「やらなければいけないもの」としてではなく、「いつでも始められる準備」として手元に置いておくだけでも十分です。スマイルゼミのタブレットがそっと置いてある、進研ゼミの教材が届いている、という状態が「勉強しなくちゃいけないけど、できる」という安心感につながることもあります。

まずはお子さんがリラックスできる環境を整えることを優先し、学習はゆっくり後からでも大丈夫です。

回復期:短時間・好きな教科から始める

少し元気が出てきた頃は、好きな教科や興味のある単元から始めるのが効果的です。たとえば「理科の生き物が好き」「算数のパズルが面白い」といった入り口から学習を再開してみましょう。

スマイルゼミは1回の学習が短時間で完結するため、体力や集中力が戻りきっていない回復期にも取り組みやすいです。進研ゼミも「今日は算数だけ」という選択ができるため、プレッシャーなく続けられます。

この時期は「できた!」という成功体験を積み重ねることが最優先。難しい問題よりも確実に解ける内容から始めることで、「自分はできる」という感覚を取り戻していきましょう。

学習再開期:学校復帰や受験も視野に入れる

学習意欲が戻り、「そろそろ学校に戻りたい」「高校・大学受験を考えたい」という段階になったら、より本格的な学習プランを立てられます。

進研ゼミは高校3年生まで対応しており、志望校別の受験対策コースも充実しています。早稲田大学・慶應義塾大学・関関同立などの難関大学向けの対策講座もあるため、受験を見据えた長期利用に向いています。

スマイルゼミは中学3年生までが対象のため、高校以降は別の教材を検討する必要があります。ただし、中学の内申点対策や高校入試に向けた学習は非常に充実しています。学校復帰後の定期テスト対策としても十分に活用できます。


実際に使ったお母さんたちの声

教材の良し悪しは、実際に使った方の声が一番参考になります。ここでは不登校のお子さんを持つお母さんたちからよく聞かれる声を紹介します。

スマイルゼミを選んだお母さんたちの声

スマイルゼミを利用しているお母さんからは、「子どもが自分からタブレットを開くようになった」という声がよく聞かれます。ゲームのような仕掛けがモチベーションになっているようで、「勉強しなさいと言わなくても取り組んでいる」という感想も多いです。

また、保護者アプリで学習状況をリアルタイムで確認できる機能が「離れていても様子がわかって安心」と好評です。特に昼間お仕事をされているお母さんにとって、子どもが何をしていたか把握できる仕組みはとても助かるようです。

一方で「タブレットを使いすぎてしまう」「ゲームばかりしている」という声も一部あります。利用時間の設定をしっかり活用することが大切です。

進研ゼミを選んだお母さんたちの声

進研ゼミを利用しているお母さんからは、「赤ペン先生への提出が楽しみになっている」という声が多く聞かれます。学校に行けない間、誰かに自分の解答を見てもらえる経験は、お子さんの心に張り合いをもたらすようです。

紙教材を選んだご家庭からは「書く練習ができてよかった」「スクリーンタイムを減らせて助かった」という意見もありました。学校復帰後に書くことに困らないよう、あえて紙を選ぶお母さんもいます。

費用面では「月額が安めで続けやすい」「キャンペーンでタブレットがお得に入手できた」という声もあり、家計への負担が少ない点も評価されています。

両方試して決めたお母さんの体験談

「最初にスマイルゼミを試したけど合わなくて、進研ゼミに変えたらはまった」というケースも少なくありません。逆に「進研ゼミの紙教材が続かなかったけど、スマイルゼミに変えたら毎日やっている」という方も。

大切なのは「どちらが優れているか」ではなく、「わが子に合っているかどうか」です。子どもの性格、学習スタイル、今の心の状態によって、最適解は変わります。無料体験を活用して、お子さん自身に選ばせてみることが一番の近道かもしれません。


まとめ:わが子に合った教材選びが、回復への一歩になる

スマイルゼミと進研ゼミ、どちらも優れた通信教育教材です。ここで改めてポイントを整理します。

  • スマイルゼミがおすすめなのは、タブレット操作が好きな子、ゲーム感覚で学びたい子、英語を重視したい子、親が学習状況を見守りたい場合。
  • 進研ゼミがおすすめなのは、書いて覚えたい子、スクリーンタイムを抑えたい子、誰かとのやりとり(赤ペン先生)を通じて学びたい子、高校受験・大学受験まで長く使いたい場合。

どちらを選ぶにしても、大切なのは「子どもが自分から取り組める環境をつくること」。無理に勉強させようとするよりも、子どもが自然と手を伸ばせる教材を選ぶことが、回復への近道になります。

まずは無料体験や資料請求から始めて、お子さんと一緒に「どっちが楽しそう?」と話し合ってみてください。その小さな会話が、子どもの学びへの一歩を後押ししてくれるはずです。

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